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子供の舌癖と歯並びの関係

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子供の歯並びの乱れに悩む親御さんは多いのではないでしょうか。歯並びに影響を与える要因は複数ありますが、その中でも「舌癖(ぜつへき)」が大きな原因の一つです。舌の位置や動きが不適切だと、歯並びに悪影響を与え、矯正治療が必要になることもあります。本記事では、子供の舌癖と歯並びの関係について詳しく解説し、改善するための対策を紹介します。

舌癖とは?

舌癖とは、舌の位置や動きが正常でない状態を指します。通常、舌は上顎の口蓋(こうがい)と呼ばれる部分に自然に接しているものですが、舌癖がある子供は、舌が前歯や下顎の歯に触れていることが多いです。この習慣が続くと、歯並びに問題が生じる可能性が高くなります。

舌癖によって生じる代表的な歯並びの問題は以下の通りです。

  • 受け口(反対咬合):舌が下の前歯を押し続けることで、下顎が前に出てしまう状態です。
  • 開咬(かいこう):上下の前歯が合わず、隙間ができてしまう状態で、食べ物を噛み切るのが難しくなります。
  • 出っ歯(上顎前突):舌が上の前歯を押し続けることで、前歯が前に突き出てしまいます。

舌癖の原因

指しゃぶりや乳歯の早期脱落

長期間の指しゃぶりは、舌の位置に影響を与え、歯並びを悪化させることがあります。また、乳歯の前歯が虫歯などで早期に抜けてしまうと、歯がない部分に舌が触れる癖がつきやすくなります。

慢性的な鼻づまり

アレルギー性鼻炎やその他の理由で慢性的な鼻づまりがあると、口呼吸が習慣化し、舌が下がってしまうことがあります。これにより、舌が常に歯に触れる癖がつきやすくなります。

離乳期の食事方法

離乳食を食べる際に、唇でスプーンを正しく挟んで食べない場合、舌を前に出す癖がついてしまうことがあります。この習慣が残ると、舌癖が原因で歯並びが悪くなるリスクが高まります。

舌癖が歯並びに与える影響

舌癖があると、常に舌が歯に触れているため、歯が徐々に動かされます。これは特に2歳半から5歳前後の幼児期に顕著で、舌が前歯に圧力をかけることで受け口や開咬が発生することがあります。この時期に適切な対策を講じないと、永久歯が生える頃には問題がさらに深刻化し、矯正治療が必要になる場合があります。

また、舌の力は非常に強力です。舌癖を放置して歯の矯正を行った場合でも、矯正後に舌癖が残っていると、元の悪い歯並びに戻ってしまうことが多いです。

舌癖を改善するための具体的な方法

舌癖が原因で歯並びが悪化するのを防ぐためには、早期に対策を講じることが重要です。ここでは、効果的な改善方法をいくつか紹介します。

パナシールド

パナシールドは、4歳以上の子供に使用できるマウスピース型の装置で、夜間に装着することで舌の位置を正しく保つ手助けをします。舌癖を自然な状態に戻すために有効な方法です。

あいうべ体操

「あいうべ体操」は、舌と口の筋肉を鍛える簡単な体操です。「あ」「い」「う」「べ」と声を出しながら口を大きく動かすことで、舌の正しい位置を意識させることができます。毎日続けることで、舌の動きや位置を改善する効果があります。

ガムトレーニング

6歳以上の子供には、ガムを噛む「ガムトレーニング」もおすすめです。ガムを噛むことで舌の筋肉が強化され、舌の位置が改善されます。ただし、ガムを噛む際には正しい噛み方を指導することが重要です。

舌トレーニング

歯科医院では、専門的な舌のトレーニングが行われることがあります。これは、舌の筋肉を強化し、正しい位置に舌を保つ習慣をつけるためのもので、舌癖の改善に非常に効果的です。

舌癖を早期に改善する重要性

舌癖がある場合、早期の対処が非常に重要です。舌癖が原因で歯並びに問題が生じると、その修正には長期間の矯正治療が必要になることがあります。さらに、舌癖を放置すると、矯正後も後戻りしてしまう可能性が高いです。

親御さんができる対策としては、以下のポイントを意識してみましょう。

  • 早期発見と治療:舌癖や歯並びの問題を早期に発見し、必要に応じて歯科医に相談しましょう。特に、指しゃぶりや鼻づまりが続く場合は注意が必要です。
  • 毎日の習慣を見直す:食事の際の姿勢や、舌の位置を意識することも大切です。離乳食の時期から、正しい食べ方を身につけさせることで、将来的な舌癖の予防につながります。
  • 専門的な治療を受ける:舌癖が原因で歯並びに異常が見られる場合、専門の歯科医による診察を受け、適切な治療やトレーニングを行うことが望ましいです。

まとめ

子供の歯並びと舌癖には深い関係があります。舌癖を放置してしまうと、将来的に矯正治療が必要になることが多く、治療期間も長くなる可能性があります。そのため、舌癖を早期に発見し、適切な対策を講じることが非常に重要です。

親御さんとしては、子供の日常的な行動や食事の仕方に気を配り、必要に応じて専門医に相談することが大切です。舌癖を改善することで、健康的な歯並びを維持し、子供の将来の口腔環境を守りましょう。

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