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小児矯正は、歯並びを整えるだけでなく、子どもの将来の口腔環境をより良いものにするための治療です。しかし、矯正装置を外した後のアフターケアを適切に行わなければ、歯が元の位置に戻る「後戻り」が発生し、治療の成果が損なわれる可能性があります。そのため、矯正後も継続的なケアが必要です。ここでは、小児矯正後に行うべき具体的なアフターケアについて、詳細かつ正確に解説します。
矯正治療後、歯は元の位置に戻ろうとする性質を持っています。これを防ぐために使用するのが「リテーナー(保定装置)」です。リテーナーは、矯正で整えた歯並びを維持し、後戻りを防ぐために装着する装置です。リテーナーの使用を怠ると、矯正後に得た歯並びが乱れ、再治療が必要になるケースもあります。
固定式リテーナーは、歯の裏側に細いワイヤーを接着するタイプの保定装置です。常に歯を支えるため、取り外しの手間がなく、保定効果が高いのが特徴です。しかし、ワイヤー部分に汚れが溜まりやすいため、歯磨きやフロスを使った丁寧なケアが必要です。
可撤式リテーナーは、取り外しが可能なマウスピースタイプの装置です。食事や歯磨きの際に取り外せるため、衛生的に管理しやすいのがメリットですが、装着時間を守らないと後戻りのリスクが高まります。
矯正治療後のリテーナーの装着期間と時間は、以下のように段階的に調整していきます。
歯の安定には個人差があるため、自己判断でリテーナーの使用をやめるのではなく、歯科医の指示に従いましょう。
リテーナーは常に清潔に保つ必要があります。可撤式リテーナーの場合、毎日専用の洗浄剤を使用し、ブラッシングで汚れを落とします。熱湯での洗浄は変形の原因になるため、避けるようにしましょう。固定式リテーナーの場合は、歯間ブラシやスーパーフロスを使い、ワイヤー部分の汚れをしっかり取り除いてください。
矯正後の歯並びを長く維持するためには、歯に悪影響を及ぼす習慣を改善することが必要です。以下の癖がある場合は、早めに改善しましょう。
矯正後も定期的に歯科検診を受けることで、後戻りや歯のトラブルを未然に防ぐことができます。推奨される検診頻度は、3~6ヶ月に1回です。
検診では、以下の点がチェックされます。
特に、子どもの成長期には歯列や顎の状態が変化しやすいため、定期的な検診が欠かせません。
矯正治療後も、子どもの成長によって歯並びが変化することがあります。特に、以下の要因により、再矯正が必要になるケースがあります。
成長に伴う歯並びの変化を見逃さないために、定期的な歯科検診を継続することが大切です。
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